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コンサルタント系社長が向く方向

(横須賀輝尚の個人ブログより抜粋 2017.01.17)

最近、社内研修を行うことが多いのです。

理由はとても明確で、社員にもっと成長してもらい、仕事を任せて成果を出し、給与を上げるため。研修と言っても座学みたいな形式ばったものではなく、打ち合わせの延長で、ということで色々教えています。教えています、というと偉そうなので、まあ「伝えています」というところでしょうね。

その際、できるだけ2名以上で聞いてもらうようにしています。1名で個人セッションみたいなのもたまにはいいのでしょうけど、伝える時間は同じなのですから、関連のある人はいた方が良いわけです。で、担当はひとり1.5個持つみたいな私の暗黙のルールがあるのですが、その話はまた今度に。

昨年からとにかく社員に向けて話すことが増えました。というか、増やしました。あるとき、ふと思ったのです。これまで何百回もセミナーはやってきました。つまり、外部に向けてはそれはそれはたくさんのことを話してきたわけです。しかし、これに対してどうだろう。社内に向けては実に1/100の時間も割いていないんじゃないかと思ったわけです。思ったというか、気づいてしまった。そりゃそんな状況じゃ、社員は成長どころか会社の方向性すらわからない。だから、特に今年から意識して社内に向けて話していくことにしました。

コンサルタントは、外に向けて話すことが多く得意。だからこそ、組織をつくるのが苦手な人っていうのが多いんじゃないかと思います。だから、まずは意識を内側に向けて、情報発信を内側に行っていく。それが、コンサルタント系社長が組織づくりをしようと思ったときに、最初に取り組むことなんじゃないかと思うのです。

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