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パワーコンテンツジャパン株式会社の「残業」概念

「休み」については、様々な考え方があります。そして、世の中には残業というものがあり、日本の労働法は時間で管理をするわけで、この「働いている」=「時間」という考えが、働き方改革できない理由だとも言われていますが、その話はまた今度に。今回は、「労働時間」について。

日本人は休まないとよく言われますが、まず基本的にカレンダー上の休みは比較的多い国です。1年に16日も国民の祝日(休み)があるのは珍しいそうで、それでも働きすぎと言われるのは、カレンダー通り休んでないからなわけです。だから、個人的には国の施策がどうとかではなく、それぞれの企業次第なのではないかと思います。

パワーコンテンツジャパン株式会社の残業の考え方ですが、まずは残業をしません。というか、基本ありません。これは私の方針であり、創業当初からの方針です。ブラックなのは社長の働き方だけ。様々な組織状態のときがありましたが、この残業だけは徹底してやっています。とにかく基本はしない。おそらく12年会社をやって、残業らしい残業、例えば夜21時をすぎるような残業は、この12年で3日もないはずです。

これは、経営者として社員に会社にいてもらうことをどう思うか、価値観の問題でもあります。私は、「時間を借りている」という感覚です。どういうことかというと、いくら社員だからといって、あくまでも人生の主役は社員自身です。ですから、自分の好きなことをして充実した人生を送ってほしいと考えてます。そうすると、1日8時間の基礎労働時間というのは、睡眠時間を除けば社員の人生の1/2を借りていることになります。

人生の半分です。これ以上借りたら申し訳ないというか、そこまで借りれば十分と考えるべきなのではないか、というのが私の考えです。だから、残業はつくらない。1日8時間という時間の中で、最適化して目標結果を出す。これが本来の経営者の仕事なのではないかと思うのです。また重要なのが、「そう考えている」ことを社員に伝えること。同じ8時間をどう過ごすか、価値観が違えばやはり効率が悪くなることもありますからね。

パワーコンテンツジャパン株式会社
代表取締役 横須賀輝尚

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