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「休みたい」にNOは(基本的に)言わない

採用を始めてもう10年以上経ちますが、これも基本的には守ってきた自分なりのルール。社員の「休みたい」にNOを言わない。もちろん有給のような理由も不要な休みは当たり前として、基本的には休みたいという意思に対してNOと言わない。これがパワーコンテンツジャパン株式会社の休みの標準です。

さぐっていくと、結構深いところに根があるのですが、とにかく人の「やりたい」「したい」はあまり折らない方が良いというのが私の考えです。もちろん、当日とか前日での休みは理由を付与してというルールはありますけど、それもこう言ってます。「私(社長)が、わかりましたと言いやすい理由で言ってください」と。パワーコンテンツジャパン株式会社の社員に、とんでもない嘘をつく人材はいないと信じておりますが、それでも、微妙なときってあると思うんです。体調とか、その他の事情とか。社長と本当の意味の幹部以外の休みは、「休みたい」という意思を尊重するのが良いのかと考えています。だから、なんというか「うまく言いなよ」という感じです。

完全に「北風と太陽」であれば、当社は太陽政策になるわけですが、有給はいつでも取れる。そうでないものは欠勤として、基本はノーワーク・ノーペイとして、働かなければ当然給料もない、という原則の元やっているわけです。重要なのは、休むことを社長(権限者)とその休みたい社員の個人の話だけにしないことにあるのかな、と考えています。

例えば、休む場合には、自分の仕事で誰かに迷惑をかけないように、みんなにも一言言ってね、ということは伝えていて、自分の休み=個人的なことになりすぎないようにしようとしているわけです。一方で、これがみんなの「了承」であると、許可を得るような話になってしまうので、人事権のない人にまで許可を取るというのも変な話ですし、休みにくくなってしまいます。

もうちょっと言えば、休んだ分は休んだ分として休みとして自由につかってもらい、いる時に仕事で盛り返そう、という考えですね。「挽回」でないのもポイントです。挽回だとなんか失敗のような感じがあるので。なので、パワーコンテンツジャパン株式会社は休みたいに基本的にNOとは言わない。やっぱり「したい」「やりたい」ができないことは、面白くないですかね。仕事でも仕事じゃなくても。

もちろん、本当の緊急時は絶対ではないので「基本的に」なんですけどね。

パワーコンテンツジャパン株式会社
横須賀輝尚

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