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パワーコンテンツジャパンが考える「従業員満足」とは

社員の幸せ、クライアントの幸せ、取引先の幸せと3つの幸せがあったとすると、そのうち社員の幸せは「給与と時間とやりがい」だと考えています。

ここ数年まことしやかに言われているのが、従業員満足という言葉です。パワーコンテンツジャパン株式会社の考えている従業員満足の一つに、まず「残業しない」という考え方があります。残業はせずに仕事のクオリティーを上げ、ハイパフォーマンスを出して給料を上げていく。これは、実際に少しずつ実践しています。

ただ、世の中に対して、「従業員満足という言葉ってどうなのか?」という疑問が昔からありました。

従業員満足のイメージというと、多くの人が複利厚生だと思ってしまう。私もそうです。福利厚生といえば、例えば休みについてもそうですが、会社の資格に住むと手当てが出るとか、社員食堂が充実している、海外の会社なんかだと仮眠室があったり、マッサージチェアがあって仮眠できたりとか。Googleのように、遊んでゲームができるとか。

従業員満足というとこのように、福利厚生のイメージが主にある。これはどうなのかなと。福利厚生というのは会社の方針でしかなくて、あってもいいけれど必須ではない。別になきゃいけないものではないと思うんです。けれど、従業員満足という言葉で考えると、どうしてもそういった福利厚生的な意味合いが強すぎる気がします。それに、従業員満足度という言葉を履き違えてしまうと、単に会社の良い悪いといった批判みたいになってしまったりもします。

本質的に見れば、従業員満足という言葉は言葉そのままの意味というよりも、「従業員の働き方の充実度」なのではないかと考えています。こちらの意味合いの方が、経営者的には近い。

これは私の定義でもありますが、満足度が高い低いというのは、個人のエゴを満たす、というようなイメージが強い気がするんです。だけど、会社が社員に合わせるわけではない。「充実して働ける」ということの度合いが、世間でいわれている「従業員満足度」だというふうに思っておかないと間違えてしまうのではないか。社員に迎合しすぎてしまって、そもそもの目的を失ってしまう、ということが隠されているのではないかと思います。

ですからうちとしては、満足度という言葉は充実度という意味合いで使っています。しっかり3ヶ月ぐらいの目標を持って、目標を設定して一生懸命働く。そうしたらちゃんと結果、つまり給料に反映されて、満足度、充実度が高まる。そういう方が、本質的にはいいのではないかと考えています。

横須賀輝尚

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