日進月歩で進化するAIに仕事を奪われる職種に、よく難関士業が挙げられる。これから資格で稼ぎたいならば、複数の資格を組み合わせてオンリーワンの人材になることが求められる。特集『40歳・50歳・60歳から一発逆転! 稼げる資格』(全17回)の#4では、三つの基礎となる資格から難関資格への道筋が分かる大図版と共に、最強の資格の組み合わせ術を伝授する。(ダイヤモンド編集部 宮原啓彰)
社労士や行政書士、IT系からドローン操縦士まで
稼げる資格の「掛け算」を一挙公開
千里の道も一歩から――。単に資格(検定)といっても、国の法令に基づいて認定される国家資格、地方公共団体や商工会議所などが認定する公的資格、そして公益法人などが認定する民間資格の三つに分かれ、その数は計1000種を超えるといわれる。現在の仕事に深く関係する資格なら絞り込みやすいが、ゼロから資格取得を考えるなら、一体どの資格を選んでよいのか、迷う人も少なくないだろう。弁護士(司法試験)や公認会計士、税理士といった誰もが憧れる資格は、ステータスと高収入が得られやすいだけあって超難関だ。
だが、中高年でもゼロから挑戦しやすく、より難関の資格や他の分野の資格学習の“ベース”となる資格がある。
次ページでは、現代の全てのビジネスパーソンに必須となる三大資格からスタートし、より難関資格に到達するための効率的な取得術を大図解する。
さらに、特定行政書士で士業へのコンサルティング経験が豊富なパワーコンテンツジャパン代表取締役の横須賀輝尚氏が推す、ライバルと差別化できるメジャーな資格を使ったダブル資格(資格の掛け合わせ)も紹介する。ぜひ参考にしてほしい。
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