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入社時研修には時間と手間をかける

パワーコンテンツジャパン株式会社では、採用後に私が入社研修を行います。入社研修ではある程度まとまった時間をとって、パワーコンテンツジャパンの歴史やこれまでにどんなことが起きたのか、どんな事業があり、今も続いているかといったことを話します。

研修の趣旨は、理念や方向性をできるだけ多く伝えること。情報が多いほど、自分で考える力が増えると考えています。ちなみにこの入社時研修は、新入社員が入るたびに行ってきました。

なぜ、毎回時間をとって直接研修をするのか

「社長は自分の時給を意識して時間を大事にするべきだ」とよくいわれています。ここ数年はITによる業務効率化も叫ばれていて、研修についても一度動画に撮ってしまえば、新入社員にはそれを見せれば社長の時間がそれだけ浮きます。実際に、社長のメッセージ動画を流す会社も多くあります。

ただ、私は反対です。それは、大切なものを動画で伝えても伝わらないと思うからです。社長が理念や歴史を語っている動画を見せられて「一緒に頑張ろう」と思うかというと、そうはならないのではないか。動画の効率化はいいことですが、動画にしていいものとよくないものがあると考えています。

システマチックにならないものについては、時間を使っても伝えるべきです。確かに毎回同じことを話すのは非効率かもしれませんが、コミュニケーションが生まれることの方が大事です。

弊社には「無駄を恐れない」というモットーもあります。そんなわけで、新入社員が入るたびに、毎回喋っています。

横須賀輝尚

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